鉄旅を愛する家族の ちょっぴりハードな旅のキロクをバンコクから
 

 

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

 

 

 

 
小幌(こぼろ)駅とは、北海道を金魚の形にたとえると(!?)
しっぽの付け根のあたり、内浦湾に面したところに位置します。
サミットで有名になった洞爺湖の近くでもあります。
ただ、札幌からそんなに遠くはないのですが、なかなか近づくことはできません。

090621_065.jpg 090621_068.jpg
乗ってきた列車をおり、その列車が去っていくのを見送ると、
閉ざされた空間にひとりぼっち。(いや、実際は親子4人だけど)
とても寂しい感覚に襲われます。


090621_079.jpg
なぜなら、長~いトンネルとトンネルの間にあって、
「3面が険しい坂、1面は海(内浦湾)に接している。
 そのため、鉄道と船舶以外の交通手段では接近が難しい」 by Wikipedia
                                  …という駅だから!
※写真の右側にあるのが、室蘭・札幌(下り)方面の駅のホームで、
 左側にあるのが、長万部(おしゃまんべ)方面(上り)のホームです。
 

more

なんのために、そんなところに駅があるのー!?
JR北海道の方が、トンネルの保守点検などをするためらしいのですが、
うっかりおりてしまったら大変です。本当に何もないですから!

いえ、それははいいすぎかしら。
「小幌駅」に関する記事がのった書籍も多いですし、
「小幌駅」で検索をかけると、本当に色々な記事がヒットします。
それらによると、ここには釣り人が訪れるそうですし、
(釣り人しか訪れないといった方が正確かも。あと鉄道ファンもですね)
近くには美しい小幌海岸や、洞窟の中にある小幌観音などを拝むことができるそうです。
ただし、そこへの道のりは本当に険しいものらしく、
我が家は小さいコドモ連れ、私は根性無し、今日は雨。
ということで、

   長万部方面の上りの時刻表
   「07:14 08:34 11:34 15:03 19:04」

   室蘭方面の下りの時刻表
   「09:24 15:26 18:09」

小幌駅に15:03着の列車でおり、15:26発で帰るという
本当にかる~い訪問とさせていただきました。


090621_099.jpg
明らかに、駅待合室ではない建物。
もちろん誰もいません。詰所かしら。
今はなくなられてしまいましたが、以前はこの駅に住んでいた
仙人と呼ばれた方もいたのだとか。
もちろん、その方の住んでいた小屋は、もうありません。


090621_075.jpg 090621_093.jpg
周囲には、けもの道のような細い道があり、
「探検だ~!」といって張り切って駆けて行ったムスコも、
背の高い草にさえぎられ、すぐに断念して戻ってきました。
小さな滝のような川のようなものもあったけれど、
その先がどうなっているのかは、やっぱり草ぼーぼーで、よく見えず。


090621_073.jpg
いつも持ち歩いているウェットティッシュで看板を綺麗にしたいところでしたが、
私なんかが勝手に手をいれてしまってはいけないような気もして、悶々。

090621_086.jpg
あれ! よくみると、「れぶん」の「ぶ」に濁点がない!!!
でも、やさしい誰かが、鉛筆かなにかで、うっすらと濁点をかいてくれています。


帰りの列車が到着するまでの短い時間、
私たちは線路を横切ったり、付近をうろついたりしていました。
でも、そう、のんびりしていられないのもこの小幌駅。
20分の間にも、何度か列車が通過します。

だって、ここは室蘭本線。
スーパー北斗だって、トワイライトエクスプレスだってガンガン通る!?幹線上。
きっと多くの人がこの小幌駅を通り過ぎているはずなのですが、
普通列車でさえもあまり停車することはなく、
だからこそ、窓から見てみようと神経を集中させていても、
一瞬で通りすぎてしまって、なかなか見られないのがこの小幌駅。

駅に列車がくる時は、「列車がきます!」というアナウンスが流れ
小さな踏切がおりて、緊張感が高まります。
「どん!」という音で、トンネルに列車が入ったことが分かり、
だんだんとこちらに迫りくる音。
列車は、一気にトンネルから姿を現し、
もの凄い風圧で、一瞬にして目の前をとおりすぎていきます。
ど迫力です。コドモをうかうかと野放しにはいられません。

そんな感じで、何台かの列車の通過を見送ったあと、
とうとう時間となりました!

090621_094.jpg 090621_109.jpg
私たちを救出してくれる列車の登場です。
よかった~。この列車に乗り遅れることがなくて!
噂の小幌駅におりたつことができ、満足げな夫なのでした。


「おかーさーん、なんでこの駅におりたの?」
いや、なんでかなんて、お母さんにもよく分かりません。
でも、きっとコレがほしかったんじゃないかしら。


090621_111.jpg
秘境、小幌駅にいった小さな証。


もし、みなさまも北海道の内浦湾の車窓を楽しむ機会がありましたら、
静狩(しずかり)と礼文(れぶん)の長いトンネルとトンネルの間、
一瞬にして通り過ぎる小幌駅を、窓からチラリとのぞいてみてはいかがでしょうか^^
その際は、ぜひ、全神経を集中させ、見逃さないようお願いします。


【おしまい】
テーマ * 鉄道旅行 ジャンル * 旅行

 

 

Comment

 

いらんからぷて!

いやー、今回のシリーズも堪能させていただきました。
道内時刻表を見て捜しましたよ~小幌。
なんか、秘境駅とか言うテレビ?!で見たことあります!
それにしてもほんとに凄いところなんですね。
車ではいけないんでしょ?
静狩のあたりは車でよく通るんですけど、内陸側だから海側がどうなってるのかわからない。
駅から海は見えるんですか~?
23分で脱出できてよかったですね。v-243

NAME:ポン・ション | 2009.08.28(金) 20:36 | URL | [Edit]

 

>ポン・ションさん
いらんからぷて~。
駅からは、近くに海があることさえも分かりませんでした。
なんか草がぼーぼーで、踏み分けて行く気にはなれず。。。
険しい道を進めば、国道にも行けるそうです。
その時は地図を持って、登山スタイル!?、
下調べも準備万端で、がんばってください!!!

NAME:chibiroman | 2009.08.28(金) 23:23 | URL | [Edit]

 

閉塞感と寂寥感・・・。

閉ざされた空間にひとりぼっち。とても寂しい感覚に襲われます。

  ⇒ この感じよく分かりますね。
閉塞感と寂寥感・・・。
家族一緒でよかったね。

NAME:【クメール】伝道師 | 2009.08.29(土) 11:35 | URL | [Edit]

 

追記 言い忘れてました。

東京は少し慣れましたか?
東京ぶらぶら歩きでも、食べ歩きでも、一段落したら記事アップしてくださいね。
期待しています。

NAME:【クメール】伝道師 | 2009.08.29(土) 11:38 | URL | [Edit]

 

いらんからぷて・・・・
(ueramkrap an pe ne na)
アイヌのあいさつ、ステキですよね。

小幌、いったんですね~うらやましい。
前に住んでいた方、亡くなられたのですか、知りませんでした。
白滝で出会った、秘境駅巡りをされていたおじさまに、人の住んでいた気配はいまはない・・・と聞いてはいたのですが

観音様のお祭りには、地元の漁業関係者のかたがいらっしゃると聞きました。

チャンスがあればいきたいですね。



NAME:Jam | 2009.08.30(日) 13:51 | URL | [Edit]

 

>【クメール】伝道師さん
確かに、ひとりでは不安で来られないかもしれません。
東京食べ歩き、いい響きですね!
こちらでも相変わらず列車には乗っていますが、
そんな美味しそうな記事をいつかアップしてみたいものです~。


>Jamさん
Jamさんが綴る小幌駅、読んでみたいです!
その時はぜひ、我が家が到達できなかった観光を^^
(ueramkrap an pe ne na)
わー、こうなんですね!!!日本語の文字を見るより、
もっともっと優しく心にふれてくる感じがします。
教えていただいて、感動です。

NAME:chibiroman | 2009.08.30(日) 22:37 | URL | [Edit]

 

Secret?


 

 

 

 

*Template By-MoMo.ka* Copyright © 2017 鉄旅家族 ~from Bangkok~, all rights reserved.
◆2012.3.11
「3.11以前」東日本大震災復興応援写真集に、私の写真も掲載いただきました。売上金の一部が寄付されます。ご興味のある方は是非どうぞ!

3・11以前-美しい東北を永遠に残そう-: 東日本大震災復興応援写真集3・11以前-美しい東北を永遠に残そう-: 東日本大震災復興応援写真集
(2012/03/06)小学館
商品詳細を見る

◆2011.8.25
夫の転勤で8月よりバンコクに住むことになりました。タイに詳しい方、色々と教えて頂けると嬉しいです♪

◆また、遊びにいらしてくださいね♪
 ↓ Click ありがとうデス…

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ
にほんブログ村 鉄道ブログ 海外鉄道へ
にほんブログ村 マタニティーブログ 天使ママ・天使パパへ

「3.11」 (6)
カンボジアの旅 (9)
 カンチャナブリ泰緬鉄道の旅 (6)
タイ北部 (5)
 チェンマイの旅 (5)
バンコク (6)
 BTS (2)
 MRT (1)
バンコク郊外 (10)
 メークロン鉄道の旅 (4)
 アユタヤ世界遺産の旅 (6)
バンコク雑記 (3)
バンコク妊娠記録 (8)
ベイビのコト (7)
北海道 (110)
 「鉄道の日」2008 札幌編 (5)
 SL夕張応援号の旅 (2)
 SLニセコ号の旅 (3)
 SLクリスマスin小樽の旅 (2)
 SL冬の湿原号の旅 (5)
 SL函館大沼号の旅 (7)
 SL雨宮21号の旅 (1)
 SLふらの・びえい号の旅 (6)
 SL常紋号の旅 (8)
 終着駅企画 (1)
 終着駅の旅~様似・新千歳空港~ (5)
 終着駅の旅~新十津川・夕張~ (3)
 終着駅の旅~根室~ (5)
 終着駅の旅~函館・江差・室蘭 (2)
 終着駅の旅~増毛~ (2)
 終着駅の旅~稚内~ (1)
 釧網本線の旅 (6)
 日高本線の旅 (3)
 振内駅跡・鉄道員駅の旅 (4)
 ふるさと銀河線の旅 (3)
 秘境駅の旅~生野・金華・白滝~ (10)
 秘境駅の旅~小幌~ (3)
 小さな函館本線の旅!? (2)
 W寝台にのって~2429D・東根室・茅沼・止別・北浜・白滝~ (21)
東北 (37)
 みちのくフリーきっぷの旅 (16)
 岩手の旅 (7)
 ほくほく十日町雪まつり号の旅 (2)
 秘境駅の旅~峠~ (4)
 リゾートみのりの旅 (2)
 はくつる号の旅 (6)
関東 (49)
 ポケモンスタンプラリー2009 (1)
 ポケモンスタンプラリー2010 (6)
 さよなら中央線 (8)
 都電荒川線の旅 (1)
 わたらせ渓谷鐡道の旅 (2)
 小湊・いすみ・銚子電鉄の旅 (6)
 SLもおか号の旅 (4)
 青梅鉄道公園 (1)
 南房総水仙まつり号の旅 (2)
 箱根登山鉄道の旅 (6)
 SLみなかみ号の旅 (3)
 秘境駅の旅~土合~ (3)
 パレオエクスプレスの旅 (3)
 快速碓氷号の旅 (3)
中部 (40)
 ビューやまなしの旅 (1)
 上信電鉄&小海線の旅 (4)
 北陸の旅 (8)
 上越駅めぐり~美佐島・姨捨・筒石~ (7)
 富士山巡りの旅  (4)
 SLばんえつ物語の旅 (4)
 きらきらうえつの旅 (3)
 トーマスランド号の旅 (2)
 飯田線秘境駅号の旅 (4)
 富士山登頂と河口湖周遊の旅 (3)
近畿 (9)
 高野・貴志川線・比叡の旅 (6)
 雪の嵐電・叡電の旅 (2)
 阪急電車の旅 (1)
四国 (12)
 四国旅 (12)
九州 (3)
 福岡旅~博多・折尾・平成筑豊鉄道~ (3)
日本縦断!? (28)
 トワイライトエクスプレスの旅 (10)
 梅小路蒸気機関車館 (2)
 SLやまぐち号の旅 (6)
 山陰本線の旅 (7)
 関門海峡周遊の旅 (3)
 カシオペアの旅 (7)
 カシオペア&北斗星の旅 (8)
引っ越します! (5)
 北海道から東京へ (3)
 東京からタイへ (2)
 想い出のきっぷ達 (2)
 チケット争奪戦 (4)
 ブログの旅 (4)
 スイ~ツな鉄道!? (16)
 みんなの鉄道作品集!? (12)
 日常 (20)
 お知らせ (9)
 はじめまして (1)
 未分類 (3)

万梨

Author:万梨
バンコクで暮らし始めました。
夫につれられ、小2の息子と5才の娘と一緒に、休みの日には列車の旅へ!記事の鮮度が、ちょっぴり(かなり!?)低めな私ですが、よければ少しだけおつきあいくださいませ♪

2012年6月に第3子を妊娠8ヶ月目に臍帯過捻転にて死産。ベイビのコトもちらほらと綴っています。

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

このブログをリンクに追加する

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。